我慢するということ

長い長い人生を生きていく中で、あなたはどれほどの我慢を強いられるのでしょうか。この殺伐とした社会の中で生きていくには、様々な要因から与えられる圧力とうまく付き合っていかなければならないのです。
太平洋戦争時に生まれた戦時標語に「欲しがりません、勝つまでは」という有名な言葉があります。戦争に勝つまではわがままは言いません、買い物を我慢し、 貯金し、物資を供出し、文句を言わずお国の戦争に協力します。という意味があるんだそうです。すごいことですよね。国のために自分達の生活を犠牲にするん ですから。

ところが今やどうですか。
連日ニュースでは無職の男が金に困って強盗だの、モテないから強姦だの、子供がうるさいから虐待だの。さらには職場の上司がむかつくから影でブタ専務と呼ぶだの。まあ最後のはちがいますけど。
とまあ、ガマンのガの字もない。そりゃあ人間ですからお金に困ることもあるでしょう。交尾したくなることもあるでしょう。子供が泣き止まずにストレスがた まることもあるでしょうよ。でもね、だからといって犯罪に走ってはいかんのですよ。最後の一線は人として我慢しなければならない。そう、いくらブタ専務が むかつくからといっても2chの職場の板に、専務が会社の金で愛人囲ってることをバラしたりしてはいかんのですよ。うん、お前らの怒りは十分伝わってき た。

もうね、みんな我慢がたりないよね。カルシウム不足ですわ。昔の人を見習えってんだ。そこへいくとですね、僕はちがいます。我慢のnaoですよ。
僕がどれだけ我慢強いか、昔こんなことがありました。

あれは僕がまだ小学校2年生のときでした。僕は隣町の小学校に通ってまして、学校までの距離がとても遠かったんです。いわゆる学区外ってやつですね。
今でこそ車を使えば何てことない距離なんですが、当時はもちろん徒歩ですし、ましてや子供の足ですからね。大体片道1時間はかかってた気がします。まあそんな距離を毎日テクテクと通い続けてたわけなんです。
で、ある日のこと。いやね、朝一からうんこしたくてたまらんのですよ。もう学校についた直後から。みなさんも小学校は経験しているわけですから分かってい ただけると思うんですけど、学校って本当にうんこしづらい所なんですよ。大便ブースにこもってうんこしてるところを誰かに見つかろうものなら、野次馬から の一斉のうんこコールは必死。事がすんで大便ブースからでた瞬間、あだ名はうんこマンですからね。もうやってらんない。

だから必死にうんこ我慢してましたよ。
授業中なんかプルプルしちゃってあきらかにおかしいんですけど。そこはガマンガマン。小2という若さでうんこマンの称号はいただけません。あいにく今日は 3時間授業。給食食べ終わったら帰れるんですよ。で、2時間目3時間目と無事に耐えましてね。あとは給食食べるだけ。というかですね、あれだけうんこした かったんですけどここまで来ると津波のように襲っていた便意があんまりないんですよ。ガマンしすぎて引っ込んじゃったんですかね?とにもかくにもこれなら いける。
余裕しゃくしゃくで給食を間食。帰りの会も無事に終わり帰宅とあいなったわけです。

で、冒頭でも書きましたが僕は学区外ですので一人テクテクと自宅に向かって歩いていたんです。

「忘れた頃にやってくる」

いやもうびっくりですわ。ご飯たべて直腸が刺激されたんですかね?突然便意のビックウェーブが到来ですよ。いきなりすぎてもらすかと思った。
もらすまいとアナルをキュッとしめるんですけど、まるで封印が解けた悪魔のようにむりむりと僕の体から出ようとするんですよ。5分ほどその場で悪魔と格闘 するんですけど、やっぱり便意って波があるじゃないですか。しばらくするとおさまるんですよね。もうこの時しかない。一刻も早く家に帰ってうんこしなけれ ば・・・。
この日ほど家が遠く感じたことはなかった。

息を切らせながら走る僕。
神様、どうか家まで無事にたどりつかせてください。家に着くまであの悪魔を眠らせておいてください。
子供ながらに必死に神様にお願いしました。けれども悪魔は容赦なく暴れだします。

「ううー!!あ・・だめっ。」

身をよじらせながら必死にこらえる僕。悪魔が暴れだした時は基本的に移動ができないのでその場で波がおさまるまで我慢するわけです。すかしっぺをしながら 何とか腸内の圧力を抜いていきます。悪魔と格闘すること数分、ようやく悪魔が眠りにつくと韋駄天ばりの速さで家にむかいます。
次に波がきたら耐えられないかもしれない・・・。
再度訪れるであろう悪魔におびえながら必死に走る、走る。
あの駄菓子屋の角を曲がれば家が見える。あと少しだ・・・。しかし無情にも悪魔再来。駄菓子屋の前で身悶える僕。

「フウァッ!・・・・あっ・・・でるっ!」

一瞬アナルから頭がでるものの格闘の末、再度封印することに成功。数々の死闘を制しこうして無事家に着くことができたのでした。

「神様なんて役にたたねえな。ほらほら、僕もう家に着いちゃったぜ。悪魔の封印といてみろよ。」

さきほどまであれだけ神頼みしてたくせに、家に着くやいなや神を冒涜し始める僕。
さあゆっくりうんこするか。そう言って玄関のドアノブに手をかけたときでした。



あ、あかない・・・。


なんてことでしょう。いつもは母親が家にいるのでカギはあいてるのですが、今日にかぎっていやがらねえ。そういえば出かけるって朝言ってたっけな。
一瞬あせったものの落ち着いてランドセルのファスナーをあけます。そうそう、ここに家のカギが・・・・・ねええええええええええええええええ!なんてこっ た!カギがない!そういえば机の上に置きっぱなしだった・・・。なんというミステイク。いやいやいや、どうか落ち着いてください。うちの親はね、万が一を 考えてカギを隠しておいてくれているんですよ。そう、まさにこんな時のために。
家の裏にプロパンガスのガスボンベがあるんですけどね。そのボンベの奥にあるブロックの下に隠してあるんですよ。母ちゃんありがとう、母に感謝しながらブロックを持ち上げる僕。そうそうここにカギが・・・・ねえええええええええええええええええええ!!!!!!!!
なんてこった。最後の希望である隠しキーがない・・・。
そういえば母ちゃんが出かけるからって弟にもここのカギを持たせてたんだった。
ということは弟が帰ってくるまで家に入れない!?何やってんだあのやろう!と弟に怒りを覚えたときでした。

「ううー!!あ・・・うっ!・・・。」

まさかの悪魔再来。しかも今までとは比べ物にならないほど激しく暴れだす始末。

「神様ーっ!待って!あとちょっとだけ!弟が帰ってくるまで・・・・。」

先ほど神を冒涜した男とは思えない発言。しかしこんな男を神様が許すわけありません。まさに罰当たり。

ムリムリムリモリモリ

見事に脱糞。封印した反動なのか、やめられない止まらない。
まさにカッパエビセン状態。パンツの中に山のようにうんこを溜め込んだ少年は、母親と弟が帰ってくるまでの1時間、玄関の前で直立不動でたたずむのでした。
もちろん帰宅した母ちゃんに鬼のように怒られ、弟からはうんこマンというありがたい称号を頂戴したのでした。

とまあ、このように僕は我慢の漢なわけです。みなさんにもぜひ見習ってもらいたいものですな。

ブログを移転してのっけからうんこネタ前回でお送りしましたが、こっちでは好きなように書いていきたいので、どうか皆様水に流していただきますよう・・・。うんこだけに。

What's New